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太陽系の惑星自転速度比較
太陽系に存在する惑星の8個と準惑星2個の自転速度を比較したアニメーションがとても愉快です。 それぞれの自転周期は水星:58日、金星:243日、地球:1日、火星:1日、ケレス:9時間、木星:10時間、土星:10時間、天王星:17時間、海王星:16時間、冥王星:6日。 この数字を見てもあまりよくわかりませんが、アニメーションだととてもわかりやすいんですね。 https://www.youtube.com/watch?v=Kz0t1pvBZoI 木星の速さや金星の遅い自転が話題になっているんだとか ...
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謎がまた謎を生む探査機ボイジャー
ボイジャー号、2号が地球から打ち上げられてから、はや42年が経ちました。 太陽系を離脱し、今や太陽の影響範囲である太陽圏(太陽系を包む荷電粒子の泡)に到達しています。 ボイジャー1号の観測データと2号のデータを比較することで、謎の解決ができるそうですが、さらなる謎が生まれてくる神秘的な宇宙。 その謎とは、ボイジャー1号の観測した太陽圏外縁部には磁気バリアというものが存在することを確認。 このとき太陽系外空間から高速で飛んでくる粒子を検出。 しかしボイジャー2号ではそれが真逆で、内部から外へ漏出している粒子が見つかったそうです。 むずかしい話ですが、この粒子は外からと内からの両方から、それぞれ確認できたんだそう。 これによりいつも一方向から粒子が流れているわけではないことを発見。 1つの謎を解決すると、また新たな謎が生まれてくるということです。 あと5年以内に電力がつきてデータの送信が途絶えるボイジャー1号、2号。 さらなる不思議を解決できるデータをより多く送って欲しいですね ...
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昨年より18日早い 木枯らし1号
11月4日(月)、大坂管区気象台が近畿地方で木枯らし1号が吹いたと発表しました。 これは昨年より18日早い記録だそうです。 最大瞬間風速が10mを超える風が、12時〜13時に吹いたとのこと。 さて、木枯らし1号とは何でしょうか? それは晩秋から初冬にかけて、その年初めて吹く強い北風をいいます。 ちなみに2号や3号はありません。 しかも東京と近畿では、その定義はちょっと違うそうです。 東京地方はまだ吹いていないようです ...
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かつての火星の水質
かつての火星にあった水質について、探査を続けているのは金沢大学・福士圭介氏をはじめとした研究チームです。 キュリオシティーが収拾したゲール・クレーターにあったとされる湖。 Credit: Evan Williams, with data from the Mars Reconnaissance Orbiter HIRISE project) その堆積物のデータを元に復元すると、湖の水質はpHが6.9〜7.3(中性)で、塩分は地球の海水のおよそ3分の1程度と薄く、しかもミネラルを豊富に含んでいたといいます。 そしてその期間は100万年は継続して供給され続けたとし、流れ込んだ水が蒸発することで、塩分やミネラルが少しずつ濃くなっていったと推測。 そのためゲール・クレーターにあったとされる湖は、生命が誕生してもおかしくない環境だったと考えられるんだそうです。 気になるのはこの水が、一体いつなくなってしまったのか? そしてもし生命が存在していたとしたら、いつまで生きていたのだろうか?などこれからの調査に期待が膨らみます。 ...
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珍しいクモの巣
このごろ草むらや庭を見ると女郎蜘蛛をけっこういます。 女郎蜘蛛だけでなく、通常クモは自分のつくった巣には他のクモを寄せ付けません。 以前こんな実験をしました。 小さな女郎蜘蛛の巣に大きめの女郎蜘蛛をつけたらどうなるのかな? 予想は「自分でつくった巣なので、追い出す。」でした。 ところが予想は違っていました。 実は「逃げ出す」が正解です。 この実験でわかったことは、1:クモは自分の大きさをわかっている、2:大きいものには勝てないと認識しているでした。 クモも人間と同じで身体の大きいものにはビビるようです。 さて話を元に戻しましょう。 ということで1つの巣には1匹のクモなんですね。 でもこれを見てください。 この巣には2匹の女郎蜘蛛が入るんです。 不思議なこともあるんですね。 理由はわかりませんが、もしかしたら子どもなのかもしれません ...
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線虫でがん発見
線虫のある働きから人のガンを早期発見できると言われています。 その働きとはがん患者の尿に集まる性質。 現在大腸や胃などにできた15種類のがんをステージ0や1の段階で見つけられるそうです。 検知率は90%と高い精度のため、実用化が待たれます。 費用は1万円ほど。 線虫はすごい性質を持っているんですね。 ちなみに健常者の尿には寄っても来ないみたいです ...
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恒星がブラックホールに引き裂かれる現象
9月27日、NASAは系外惑星探査衛星「TESS」が、ブラックホールに恒星が引き裂かれる現象をとらえたと発表。 「TESS」とは太陽系外惑星を発見する観測をしている衛星です。 1月29日、地球から約3億7500万光年にある銀河「2MASX J07001137-6602251」の中心部で、増光現象(徐々に明るさが増えていく現象)を確認。 データ解析をすると、銀河の中心部でブラックホールによる恒星が引き裂かれる過程だと判断したんだそう。 ちなみにこのブラックホールの重さは、太陽の600万倍と推定され、超大質量ブラックホール。 そしてこの恒星は太陽と同じくらいの大きさだったとみられています。 この発生確率は天の川銀河では1万年〜10万年に一回という超レアな現象になるようです。 (資料:NASA) 興味のある方は下記のNASAの映像をご覧ください。https://youtu.be/85tdoDt1Qh0 ちょっと怖いですよ ...