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地球に最接近する観測可能な小惑星
4月29日に地球に最も接近する小惑星が「52768(1998OR2)」。 (/Arecibo Observatory/NASA/NSF) 地球から約630万kmで、時速は3万㎞以上だそう。 小惑星の大きさは約2kmと巨大です。 そのため望遠鏡を使うと観測ができるんだそう。 地球への衝突はないそうですが、もし衝突したらたいへんな事態になるでしょうね ...
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太陽系外に地球サイズの惑星発見
NASA(アメリカ航空宇宙局)とエイムズ研究センターは太陽系外の恒星を周回する地球サイズの惑星を発見したと報じました。 (NASA/Ames Research Center/Daniel Rutter) この惑星は「Kepler-1649c」と呼ばれ、約75%の光が得られる距離を周回しているそうです。 ただどうも岩だらけの表面で、軌道は恒星にとても近く、1年が19.5日地球日という短さ。 さらに恒星の熱は太陽よりも相当少ないそうです。 生命が存在するのかどうかは、長い時間の調査が必要でしょう ...
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はやぶさ2の天の川撮影
小惑星探査機のはやぶさ2が「リュウグウ」の帰還中に天の川を撮影したそうです。 その画像がこちら。 (JAXA/産総研/東京大/高知大/立教大/名古屋大/千葉工大/明治大/会津大) とてもきれいな画層で惚れ惚れしてしまいますね ...
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小惑星リュウグウの意外な岩石
小惑星探査機「はやぶさ2」の赤外線カメラで調べた、リュウグウノ表面温度は±50℃前後。 これは地球で見つかった隕石と比べると、温まりやすく冷めやすいということが分かったそうです。 さらに岩石にはすき間が多く、どうやらつまんだら砕けるくらいスカスカらしいことが分かったんだそう。 これによりリュウグウができた過程の解明に繋がると、イギリス科学誌「ネイチャー」にJAXAが発表しました。 何か固いイメージがあるけれど、意外な結果にちょっと驚きです。 <リュウグウの表面温度で、太陽が当たる南半球部分が温度が高い(JAXA) ...
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NASAの新しい火星探査車に命名
2020/3/7
NASAは2020年7月17日〜8月5日の間に打ち上げ予定のMars2020の探査車「Mars 2020ローバー」の名前を募集。 この度、2万8000通以上の応募の中から、ヴァージニア州の中等教育学校に通う中学一年生が応募した「パーセベランス(Perseverance=忍耐)」が選ばれ、命名されました。 地球から遙かかなたの火星で、忍耐強く探査を続けて欲しいとの願いが込められた名前ということです。 (NASA) ...
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キュリオシティの高解像度パノラマ写真
8年の歳月を費やしたNASAキュリオシティの火星探査機。 この度、昨年の秋に撮影された1000枚以上の画像を合成した高解像度パノラマ写真が公開されました。 (Credit: NASA/JPL-Caltech/MSSS) このシャインはキュリオシティに搭載された望遠カメラ「Mastcam」によって撮影。 何とこのパノラマ写真に使われたピクセル数は18億に達し、830万ピクセルほどの4K解像度と比較すれば、どれだけ高い解像度であるかが分かります。 実に鮮明で、火星の様子が手に取るようです。 NASAの特設ページはこちら(https://mars.nasa.gov/resources/curiositys-1-8-billion-pixel-panorama/?site=msl ...
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地球第2の月 発見
3年前から2つの月が存在していた、というのはアリゾナ大学 カタリナ・スカイサーベイの天文学者。 その月とは、地球の重力に捕まった直径2〜3mの小惑星です。 ただその軌道は不安定で、数ヶ月後には再び軌道を逸れて遠くへ飛んで行ってしまうんだそう。 そのため期間限定の月ということになりそうです。 しかしその明るさはわずか20等級とかなり暗い星。 肉眼では見られそうにありません。 でも何かロマンを感じます ...