「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星「リュウグウ」の砂資料を海洋研究開発機構や九州大学などのチームが分析。
そこには塩の主成分となるナトリウムが見つかったようで、研究チームはイギリス科学誌で発表しました。
ナトリウムイオンが非常に多く含まれていることから、一部は有機物と結びついて存在していたのではないかとみています。
また有機硫黄分子も見つかっていて、生命の期限や進化を解明する手がかりになるのではと、期待がよせられているそうです。
これまでもたんぱく質の材料となるアミノ酸や遺伝物質を構成する塩基も見つかっていますので、さらに分析が進めばいろいろなものが発見されるかも知れませんね。