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太陽系外からやってきた彗星

2019/9/20    , ,

現在話題になっているのは、太陽系外からやってきたと考えられている彗星です。 2017年にハワイの天文台で初めて発見された「オウムアムア」に続き2例目となります。   発見したのははアマチュア天文家で、「ボリソフ彗星」と名付けられました。 (発見した順に3名の名前まで付けられます) (Gennady Borisov) 直径は数kmで、時速15万㎞で飛んでいるそうです。   12月上旬には太陽に最も近づくということで、大きな望遠鏡ならとらえられるといいます。 でもかなりちぃっちゃいですよ。   2年で2例目となるこの彗星は、これまでかなり稀と思われてきていますが、それほど珍しいことではないかもしれないということです。   もしかしたら自分の名前が付けられる彗星が見つけられるかもしれませんね ...

美しき姿の大マゼラン雲

2019/9/16    , ,

私たちの天の川銀河のお隣にある大マゼラン雲。 お隣といっても地球からは16万3千光年離れています。 この銀河は可視光線ではチリによってガスがかかったように見えてしまいますが、赤外線を通してみるとガスは歯見えず本来の美しき姿が見られます。   この大マゼラン雲を撮影したのは南米チリのパラナル天文台のVISTA望遠鏡。 とってもきれいで望遠鏡で見てみたいと思いますが、残念ながら南半球からしか見られません。 写真だけで我慢しましょう ...

太陽系外惑星で初の水発見

2019/9/12    , ,

太陽系外惑星で初めて水を発見。 その惑星は「k2-18」で大気中に水蒸気が存在することが確かめられました。 その水蒸気量は最大で50%だといいます。 この惑星は地球から111光年(光の速さで111年かかる)の距離にあり、直接探査機が訪れることはほぼ不可能。 ということはこれから打ち上げられる宇宙望遠鏡に頼ることになるようです。 これから先、次世代宇宙望遠鏡が生命の存在を確認することができるもしれません。 でもいろいろなことを発見するのに、私たちが考えるよりとても時間がかかります。 天文学者が結論を出してくれるまで、気長に待つしかありません ...

微笑ましいアゲハチョウ

2019/9/10  

昨日、車を車庫に入れ、降りたら目の前にアゲハチョウが2匹飛んでいました。 どうやらその2匹はつがいです。 仲良くひらひらと舞い、どんどん高く上っていきました。 どこまで行くのやら、きっとラブラブで高く上っているなんて思っていないのでしょう。 なんと微笑ましいカップル。 いつまでも見入っちゃいました ...

古代の火星の姿を推測するNASA

2019/9/8    , ,

火星の大気は以前から比較するとかなり希薄になり、なぜこのようになったのかをNASAは酸素の同位体に比率で調査しています。   同位体とは陽子数は同じなのですが、同じ元素でも中性子の数が異なる原子をいいます。 酸素はほとんどが16個の中性子をもっていますが、18個も存在することがわかっています。 火星にはこの両方がありますが、徐々に16の酸素が少なくなって18の酸素が多くなっているもよう。   そしてこの同位体比を調べることで、以前の火星の大気量が推測可能なんだそうです。 ただ火星ではこの比率が時間とともに変化することが判明し、この原因解明がより環境を正確に解明する手がかりになると期待されています。   まだまだわからないことが多い火星ですが、これからの研究で古代の火星の姿が明らかになる日はいずれ訪れることでしょう。 ...

はやぶさ2がサンプルをカプセルに収納

はやぶさ2が小惑星の「リュウグウ」で採取したサンプルは、エントリーカプセルと呼ばれるものに収納されました。 このエントリーカプセルは地球帰還時に降下され、回収されます。 2020年に到着予定。 その後はやぶさ2は次なるミッションへ飛び立つのです。 とても貴重な資料が届けられるはず、楽しみですね ...

小惑星リュウグウの地表に新たな発見

惑星探査機「はやぶさ2」から新たな画像が送られてきました。 それによりますと、小惑星リュウグウの表面に新たな発見があったということです。 その発見とはゴツゴツとした岩が見えるだけで砂がないということです。 (/Jaumann et al./Science) これは当初研究者が予想していたこと違っていました。 このため、研究者はあるメカニズムにより砂が取り除かれたのではないかと見てているそうです。 これから送られてくるはやぶさ2の画像。 その分析でさらに新たなことがわかってきそうな予感がします。 ますます楽しみになってきますね ...