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日本郵便が天体シリーズ第4集を発売
2月3日から日本郵便が「天体シリーズ第4集」と「天体シリーズ 特別切手帳」を発売します。 「天体シリーズ第4集」は84円切手のシール式で、全10種類、価格は840円です。 内容は中性子星(イメージ)、ブラックホール(イメージ)、冥王星、天王星など。 また「天体シリーズ 特別切手帳」も84円切手のシール式で、全25種類、価格は3000円です。 こちらは宇宙のイメージをバックに、太陽系の惑星と冥王星、減れ巣、ヘールボップ彗星の説明書きがされています。 天文大好きな方に記念として購入してみてはいかがでしょうか。 日本郵便の公式サイトからご覧ください。 https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2020/00_honsha/1203_01.htm ...
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2022年の暦要項が発表
2月1日の今日、国立天文台から2022年の暦要項が発表されました。 この暦要項には月齢(月の満ち欠け)や日食、月食、そして春分の日・秋分の日も載っています。 今年は月食が2回あり、特に5月26日の皆既月食、スーパームーンと魅力の月です。 この皆既月食は始まりが20時9分ころと比較的見やすい時間となります。 見逃さないようにしたいです。 もう1回は11月19日で部分月食。 詳細は近くになったらお知らせいたします ...
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初めての天体観測に最適な望遠鏡キット
2021/1/29
立派な望遠鏡を購入するにはそれなりの値段がします。 大人ならまだしも子どものためにと思われるなら入門用のキットがおすすめです。 飽きられても我慢できる金額ですから。 イチ押しは学研から出ている「天体望遠鏡ウルトラムーン」です。 手軽に組み立てられ、すぐに観測ができます。 口径は52mm(有効径46mm)のアクロマートレンズを採用して、12倍と25倍で観測が可能です。 月や星はバッチリですが、遠い天体にあまり向きません。 あくまでも初心者用ですので、その点御用地おきください。 ただこれから天文観測を始めるぞ、という方には足がかりになることでしょう。 天体望遠鏡ウルトラムーン (科学と学習PRESENTS) [ 渡部潤一 ] ...
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雲ひとつない珍しい木星型惑星
WASP-62bと呼ばれる太陽系外惑星が発見されたのは今から8年ほど前です。 この惑星の特徴は木星型惑星とは言いつつも、厚い雲に覆われておらず雲ひとつない珍しい惑星です。 また公転周期はたったの4日半しかなく、恒星であるWASP-62から経ったの0.0567AU(85万km)しか離れていません。 これは太陽から水星までの距離(0.3871AU)よりさらに近いことがわかります。 すなわち恒星からの熱が直接当たり、驚異的な暑さです。 またこれからこの星の大気を調べるための調査が2021年以降、始められるのだそう。 公転周期が4日半とは猛スピードで回っているんですね。 目が回りそうです ...
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スペースXが衛星60基の打ち上げ成功したが
2021年初のスターリンク衛星の打ち上げに成功したスペースX。 (Credit: SpaceX Twitter) 今回60基を打ち上げ、合計で1051基のスターリンク衛星が打ち上げられたことになります。 現在951基が地球軌道上に存在しているそうです。 これにより通信環境の良くない地域にも通信サービスが普及し、どこでも安定してインターネットが繋がります。 一方で、世界中の天文学者からは衛星の反射する太陽光が天体観測の妨げになるとの懸念を表明。 これを受けてスペースXでは昨年から新しいバージョンの「太陽光による衛星の表面やアンテナの反射を防ぐ日除け版」を装着した衛星を打ち上げているとのこと。 あちらを立てればこちらが立たずで、なかなか上手くいかないものですね。 すごい勢いで宇宙開発を手がけるスペースXの開発ノートというものがあります。興味があればどうぞ。 スペース X SPACE X 宇宙開発 ノート セット ...
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超新星爆発を目撃をした人がいた?
今から約1700年前、地球から20万光年先の「小マゼラン雲」にある星が超新星爆発を起こしました。 現在はその残骸が見られます。 (Credit: NASA, ESA, STScI, and J. Banovetz and D. Milisavljevic (Purdue University)) この画像はイオン化した酸素の動きを調べるために撮影されたもので、青色は地球に向かい、赤色は地球から遠ざかるように移動しているんだそうです。 また帯状のガスのかたまりは、地球から月までの距離(およそ34万km)を15分足らずで往復できる速度(時速320万km)で爆発の中心から遠ざかっています。 この超新星爆発が起きたとき、時代でいうと3世紀後半あたりといいますから弥生時代でしょうか、そんなとき空を見上げている人がいたら、目撃していたかもしれませんね。 目撃した人がいたかもしれない?、そんな銀河 ...
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超巨大ブラックホールに食べられるかわいそうな星
今回の発見は超巨大ブラックホールに食べられる星です。 実はこの現象にはある理由があってわかったといいます。 それは地球から5億7000万光年離れた銀河から眩い閃光を2014年11月14日に確認したそうです。 当時は超新星爆発と思われていたそうですが、データを詳しく調べていると、この閃光は1度切りではなく複数回あり、それが114日間隔で閃光していることが分かりました すなわち何度も光を放つということは超新星爆発ではないということです。 より詳しく調べたところ、フレアの明るさと持続時間から推測すると、星がブラックホールに少しずつ質量を取られているということが分かりました。 わかりやすい表現でいいますと、食いちぎれているということです。 Credit: NASA’s Goddard Space Flight Center/Chris Smith (USRA/GESTAR) 今後何度もこのことが行われ、最後はすべて食べられ死を遂げます。 ちょっとかわいそうなこの星、まるで生き物のようですね。   ...