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河川のうねを表した全火星地図
カルフォルニア工科大学のジェイ・ディクソンさん率いる研究チームは、河川のうねを表した全火星地図を作成しました。 もちろん世界で初めてです。 これはNASAの火星探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター」が15年間におよぶ画像データを3年近くかけてつなぎ合わせて作られ、高精密な地図となりました。 今後火星探査に携わる宇宙飛行士や探査機に大いに役立つ、有益なものと期待されているそうです。 膨大な情報をくまなく、そして精密につなぎ合わせて作られた地図、たいへん貴重ですね。 詳しくは「https://sorae.info/astronomy/20210107-mars.html」をご覧ください ...
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星座が作り出された起源とは
星座はいつ頃からできはじめたのでしょうか? 一般的に星座の神話はギリシア神話が元になっていることは広く知られています。 でもその起源は古代エジプトや古代メソポタミアに遡るのだそうです。 そのころに、もう現在の星座に通じる原型が生まれたといいます。 奥が深い星座の起源やそのころの宇宙観など知るには「星座の起源」(誠文堂新光社)がよさそうです。 星座の起源 古代エジプト・メソポタミアにたどる星座の歴史 [ 近藤 二郎 ] 楽天で購入 ...
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しぶんぎ座流星群
三大流星群の1つしぶんぎ座流星群の極大が1月4日でした。 ちょっと遅れましたが、まだ大丈夫です。 予想流星数の数はおよそ1時間に45個といいのが特徴。 ただ光があると見にくくなりますので、数分の1と言われます。 国立天文台によりますと、見やすい時間帯は朝方うっすら空が白み始める6時くらいまではチャンスということです。 ちょっと時間があるときに空を覗いてみたいはいかがでしょう。 国立天文台による放射点の星空です。 (資料:国立天文台)   ...
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はやぶさ2 人工クレーターからの採取
はやぶさ2が持ち帰ったカプセルのうち、人工クレーターからの採取されたものを開封したと発表されました。 それによりますと、前回砂がほとんどでしたが、最大で1cmほどの石があったということです。 画像は下記のサイトでみてください。 https://www.afpbb.com/articles/-/3323227 また砂の重さは合計で約5.4gほどで、目標としていた0.1gを大幅に上回ったんだそう。 そのほかアルミのような人工物も入っており、これは回収装置のカバーではないかと説明がありました。 それにしても大量の資料が採取でき、大満足でしょう ...
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衰退しゆく銀河
地球から約4000万光年離れた銀河(NGC 1947)は、時間と共に衰退しています。 NGC 1947という銀河は、ほぼ200年前に発見され、渦巻腕を持たない珍しいレンズ状銀河です。 もともとレンズ状銀河は星の材料となるガスやチリが乏しい銀河で、このNGC 1947もその1つ。 その中心から周りにある特徴的な渦巻腕からほとんどすべてのガスと塵を失い、今では細く引き延ばされたいとのようなガスの雲が取り巻いています。 ここ状態では新たな星が誕生する可能性が低いため、衰退し続けるそうです。 何となく寂しく見える銀河ですね ...
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400年ぶりの天体ショー
今年は約400年ぶりに木星と金星が大接近しています。 これを見逃すと、次回は60年後なので、貴重な天体ショーです。 場所と時間は、南西方向の低い空に、日没後2時間程度まで見られます。 地平線から低い位置ですので、見晴らしのよい場所を選んだ方がよさそうです。 太平洋側は天気がよさそうですが、日本海側は雨や雪が降りやすい予報。 何とか見られるといいですね ...
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Chrome OS似のCloud Readyが提供開始
Windows、MacOS、Linaxという一般的に知られているほかに、Chrome OSというものがあります。 現在ハードウェアとともに提供されますので、単体で購入はできません。 このOSの特徴は起動が速い、Officeなどのソフトウエアが必要がなく、常に自動で最新バージョンにアップデート、そして強固なセキュリティなどが有名です。 今回、このOSとほぼ同じ機能(Chrome OS似)のCloud Readyが提供されるそうです。 現在数多くの教育機関や企業、個人ユーザーなどにサービスの提供があり、管理システムがとてもシームレスなんだそう。 いずれChrome OS製品になるようです。 ただいくつかの制限があったり、Googleからの公式発表はまだありません。 それにしてもブラウザのGoogle Chromeで簡単な作業がほぼ済んでしまうなんて夢のようですね ...