NASAの太陽探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」に思わぬ誤算。
(Image: NASA/Johns Hopkins APL/Naval Research Laboratory/Guillermo Stenborg and Brendan Gallaghe)
それは探査機が金星からの距離1万2380kmに近づいたときとらえた写真です。
もともと金星は分厚い雲に覆われているため、地表まで写るはずはありません。
しかしWISPRのカメラは雲を突き抜け、金星表面の熱放射をとらえていました。
その場所はアフロディーテ大陸。
NASAの科学者達も想定外のうれしい結果となったようです。
写真に写っている雨のような線は宇宙線粒子で、金星の縁が明るく見えるのは大気発光と呼ばれる現象。