太陽系

昨年発見された隕石に秘められた期待

2021/3/28    , ,

2020年5月にアルジェリアで発見された隕石「Erg Chech 002」が、これまで見つかった隕石の中で最古となる太陽系初期の火成岩であると発表しました。   これを発表したのは国立極地研究所の山口亮氏らの国際研究グループです。   (Credit: 国立極地研究所)   分析された結果、この隕石は45億6500万年前に噴出した溶岩が固まったもので、太陽系誕生直後の安山岩だそうです。   現在では安山岩は床にでもある岩石ですが、隕石としては稀で、これまで数個しか見つかっていないんだそう。   このことから考えられたのは太陽系初期の点たいでは、安山岩質の溶岩が普遍的に存在していた可能性があるということです。   またこの隕石と同様の分光学的特徴を持っている小惑星は、現在太陽系には見当たらない理由として、当時あたり前に存在していた安山岩が衝突によって粉砕され、惑星などの材料になったためではないかと考えています。   最古の隕石に秘める太陽系の形成には、まだまだいろいろなことが発見される期待が盛りだくさんかもしれませんね。   自分は隕石と縁がありませんが、「隕石の見かた・調べ方」という本がありますので、ご参考にして下さい。 隕石の見かた・調べかたがわかる本 (藤井旭の天体観測入門) [ 藤井旭 ] ...

太陽系の惑星自転速度比較

2019/11/11    , ,

太陽系に存在する惑星の8個と準惑星2個の自転速度を比較したアニメーションがとても愉快です。 それぞれの自転周期は水星:58日、金星:243日、地球:1日、火星:1日、ケレス:9時間、木星:10時間、土星:10時間、天王星:17時間、海王星:16時間、冥王星:6日。 この数字を見てもあまりよくわかりませんが、アニメーションだととてもわかりやすいんですね。 木星の速さや金星の遅い自転が話題になっているんだとか ...

謎がまた謎を生む探査機ボイジャー

2019/11/6    , ,

ボイジャー号、2号が地球から打ち上げられてから、はや42年が経ちました。 太陽系を離脱し、今や太陽の影響範囲である太陽圏(太陽系を包む荷電粒子の泡)に到達しています。   ボイジャー1号の観測データと2号のデータを比較することで、謎の解決ができるそうですが、さらなる謎が生まれてくる神秘的な宇宙。   その謎とは、ボイジャー1号の観測した太陽圏外縁部には磁気バリアというものが存在することを確認。 このとき太陽系外空間から高速で飛んでくる粒子を検出。 しかしボイジャー2号ではそれが真逆で、内部から外へ漏出している粒子が見つかったそうです。   むずかしい話ですが、この粒子は外からと内からの両方から、それぞれ確認できたんだそう。 これによりいつも一方向から粒子が流れているわけではないことを発見。   1つの謎を解決すると、また新たな謎が生まれてくるということです。   あと5年以内に電力がつきてデータの送信が途絶えるボイジャー1号、2号。 さらなる不思議を解決できるデータをより多く送って欲しいですね ...

太陽系外からやってきた彗星

2019/9/20    , ,

現在話題になっているのは、太陽系外からやってきたと考えられている彗星です。 2017年にハワイの天文台で初めて発見された「オウムアムア」に続き2例目となります。   発見したのははアマチュア天文家で、「ボリソフ彗星」と名付けられました。 (発見した順に3名の名前まで付けられます) (Gennady Borisov) 直径は数kmで、時速15万㎞で飛んでいるそうです。   12月上旬には太陽に最も近づくということで、大きな望遠鏡ならとらえられるといいます。 でもかなりちぃっちゃいですよ。   2年で2例目となるこの彗星は、これまでかなり稀と思われてきていますが、それほど珍しいことではないかもしれないということです。   もしかしたら自分の名前が付けられる彗星が見つけられるかもしれませんね ...

太陽系の物質組成でない新しいい太陽系外惑星発見

2019/7/10    , ,

太陽系は水星から始まって海王星までを言います。 これらの惑星はいくつか分類をされますが、物質組成で分けた場合、地球型惑星、木星型惑星、天王星型惑星の3つに分けられます。 今回カナダ・モントリオール大学などから構成される研究グループは、太陽系外惑星「GJ3470b」には、大気酸素や炭素等の重元素が不足していることが突き止めました。 このことから新たな惑星の分類となりそうです ...

太陽系のミニ版が見つかった!

2017/12/16    , ,

NASAは、地球から2545光年離れた恒星「ケプラー90」の周りを公転する8つ目の惑星(ケプラー90i)が見つかったと発表しました。 もともとこのケプラー90の周りを回る惑星は7個は見つかっていたそうです。 ただこれからの調査で、さらに多くも惑星も見つかる可能性があるのだとか。 ということは、現在このケプラー90と8個の惑星は言ってみれば、太陽系のミニ版ということです。 資料:NASA すごいですね。 でも、生命体はどうかはまだわかりません。 新しく見つかった惑星は、ケプラー90を公転周期するのに14.4日。水星は公転周期88日なので、それよりも近いところをまわっているわけですから、生命体は期待できませんよね。暑すぎです。 また他にも同じような構成をしているケプラー80というのもあるそうです。ここでは惑星が6個見つかっているそうですよ。 調査研究が進み、さらに多くの惑星系が見つかりそうですね。 地球よりも知性のある、文化のある生命体の存在が楽しみです ...

恒星間小惑星 オウムアム

2017/11/24    , ,

当初、この物体は太陽系内から来た彗星か小惑星と考えられていたそうですが、軌道を調べた結果恒星間から来たことが判明したそうです。 そのため、恒星間小惑星「オッドボール」と呼ばれていたようです。 この物体は、細長い葉巻のような形をしていて、長さが400m、7.3時間の自転周期を持ち、時速13万8000キロの超高速で移動し続けているのだそう。 表面の色は、何百万年もの間、宇宙線の放射線にさらされてきた影響で、ダークレッドだといいます。 国際天文学連合は、「遠い過去からたどり着いた使者」というハワイの意味の「オウムアム」を正式名としました。 オウムアムのイメージ画 (出展:https://www.space.com/38838-interstellar-asteroid-oumuamua-space-cigar.html) 今後、ハッブル宇宙望遠鏡やスピッツァー宇宙望遠鏡を利用して、太陽系から離れていくこの天体の観測を続けていくようです ...

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