小惑星ベンヌは平均直径500mで、地球に対し、衝突の危険性が高く、潜在的に危険な小惑星に分類されています。
(Credit:NASA)
これまでの予測では、衝突する確率は2200までに2700分の1とされていましたが、今回の分析の結果、2300年までに1750分の1になりました。
これは小惑星など小さな天体の軌道は、惑星の重力やヤルコフスキー効果(太陽光による放射熱の強さが場所によって異なり軌道が変化する現象)により、短期間で変化するためだそうです。
ただこの軌道は今後どう変化するか分からないため、注視が必要ですね。