宇宙には宇宙ゴミと呼ばれる「スペースデブリ」が地球の軌道上にたくさんあります。
このスペースデブリを回収しようと、宇宙ベンチャーのアストロスケールホールディングスが実証実験を行います。
来年の3月に人工衛星を打ち上がると発表し、これに成功すれば日本初、いや世界的にも例をみないそうです。
回収用の衛星は「ELSA-d(エルサディー)」と呼ばれ、大きさは縦横60cm、奥行き110cmの箱形で、重量は175kg。
回収は磁力で引きつけ、回収後はデブリと一緒に大気圏に再突入させて焼却するそうです。
この実験は複数回行われ、実験後は大気圏で焼却処分されます。
ものすごい数のゴミをこれまでそのままにしてきましたが、これが成功すればずいぶんゴミも減らすことができそうですね。