我々が住む、天の川銀河は今までまっすぐな球状星団の形をしていると考えられてきました。 こんな感じです。 しかし、ポーランド、ワルシャワ大学のドロタ・スコーロン氏のチームが「横から見ると天の川銀河はS字にねじれている」と学術誌『サイエンス』に発表しました。 むずかしい話ですが、2000個以上の変光星をマッピングしてつくった新しい地図殻割り出したそうです。(かなりはしょった説明になりましたが) これによりますと、銀河の中心から太陽まではまっすぐですが、このあたりから平面の一方は上向きに、他方は下向きに曲がっているのだそう。 そして、縁に近くなると、銀河の形はさらに崩れ、幅は500光年から3000光年以上になり、曲がりは、銀河面から上下に5000光年も離れたところにも、生きた恒星があるということです。 (J. Skowron / OGLE / Astronomical Observatory, University of Warsaw) 今までの概念を大きく覆す新発見ですね ...