土星の衛星タイタンに新しい有機鉱物が存在するかもしれないという発見です。
NASAジェット推進研究所のケーブル氏は、実験室にミニチュア板のタイタンを再現し、さまざまな実験を行っているんだそう。
その中でタイタンには豊富に存在すると考えられる炭化水素のアセチレンとブタンを新しい方法で混ぜたところ、新しい「有機鉱物」を作りだすことに成功したそうです。
ただ鉱物の定義は天然産出するものとしているため、人工的につくったものには適応しません。
その意味では鉱物とは言えませんが、もしこれが豊富に存在しているならば、新たな生物を産む可能性があるんだとか。
未知なる物質が見つかることで、さらなる進化が探れるってことでしょうか。
楽しみな物質ですね。