国際天文学連合は、太陽から最も遠く離れた太陽系の天体を発見したを発表しました。
「2018 VG18」と命名されていますが、ファーアウト(愛称)と研究者たちは呼んでいるそうです。
このファーアウトは、地球からの距離180万kmという遠く離れた星。
太陽までの距離が1億5000万kmですので、100倍以上離れていることになります。
そして公転周期(太陽を1周する期間)は1000年以上。
とんでもない時間をかけて回っていることになります。
さてこのファーアウトは直径が約500kmで、色はピンク。
この色から、どうやら氷で覆われているからではないかと考えられています。
まだ謎の多い天体なので、これから観測によっていろいろなことがわかってくるそうです。
実はこの天体、日本のすばる望遠鏡が発見しました。
すごいぞ、すばる。
※すばる望遠鏡:1999年に建設された日本国設です。8.2mの光学赤外線望遠鏡で、標高4,200mのハワイ島・マウナケア山頂に設置されています。