天体現象

恒星間小惑星 オウムアム

当初、この物体は太陽系内から来た彗星か小惑星と考えられていたそうですが、軌道を調べた結果恒星間から来たことが判明したそうです。

そのため、恒星間小惑星「オッドボール」と呼ばれていたようです。

この物体は、細長い葉巻のような形をしていて、長さが400m、7.3時間の自転周期を持ち、時速13万8000キロの超高速で移動し続けているのだそう。

表面の色は、何百万年もの間、宇宙線の放射線にさらされてきた影響で、ダークレッドだといいます。

国際天文学連合は、「遠い過去からたどり着いた使者」というハワイの意味の「オウムアム」を正式名としました。


オウムアムのイメージ画
(出展:https://www.space.com/38838-interstellar-asteroid-oumuamua-space-cigar.html)

今後、ハッブル宇宙望遠鏡やスピッツァー宇宙望遠鏡を利用して、太陽系から離れていくこの天体の観測を続けていくようです。

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