すごい天体望遠鏡「Vespera」の発表(CES 2021 Innovation Award:最優秀賞受賞)がありました。
カメラと望遠鏡が一体化となって、全自動で惑星や星などを追尾しがなら撮影まで行いなます。
昔の望遠鏡は、北極星に軸を合わせて、望遠鏡にカメラを設置して追っかける仕組みです。
ちょっと面倒くさいのですが、この製品はGPSを使い、ボタンを押すだけで済みます。
またオートフォーカスシステムで、焦点合わせも自動、観察したいものをスマホアプリから指定すると、その天体を見つけてくれるのです。
ま〜、なんと楽なのでしょう。
すべてが自動で、悩むことなく目的の天体が観られ、そして撮影まで行ってくれる夢のような望遠鏡ですね。
昔から天体観測を行っている方からすると、「苦労があって初めて感動があるんだ」といわれそうですが。
初めてでも簡単に惑星や星団などが観られるので、天体観測を始める方も多くなるかもしれませんね。
ほんと、脱帽のスマート天体望遠鏡です。
Vespaの仕様は口径は50mm、焦点距離は200mm、解像度は1920×1080px、重量5kgでバックパックに入れて持ち運びできます。
現在Vaonisのウェブショップで、予約購入を受け付けているようです。(https://vaonis.com/vespera:1499ドル)