オゾンホールとは、南極上空のオゾン量が極端に少なくなる現象で、オゾン層に穴の空いたような状態であることからその名が付けられました(気象庁)だそうです。
そして、南半球の冬季から春季にあたる8~9月ごろ発生、急速に発達し、11~12月ごろに消滅するという季節変化をしている(同)んだとか。
オゾンホールはどこにでも空き、なくならないという自分の考えとは全く違っていました。
さてこのオゾンホール、今年8月上旬に観測され、11月19日にしょめつしたそうです。
その面積は、最近10年間の観測よりも最も小さく、過去29年間最小値だったようです。
(昭和基地上空のオゾンホールの様子:気象庁)
とはいっても、南極大陸の約1.4倍もあるからすごく大きいですね。
オゾンは、酸素原子3つからなる気体。(O3)
そして上空約10〜50kmの成層圏にあり、それをオゾン層と呼んでいます。
このオゾン層は、地球に降り注いでくる有害な紫外線を防いでくれています。
また、オゾンは自然界では生成したり消滅したりして、その濃度のバランスを保っています。
なくてはならないオゾン、その破壊をしているのは人類であり、生活で使用しているガスもその1つと言われています。