ふるさと納税 しくみと限度など

ふるさと納税をする人としない人

 

ふるさと納税をする人としない人ではどんな違いがあるのでしょう。

下の図は、する人としない人の違いを表しています。
     
 

2016年に「した人」は、68,000円分納税することになりますので、合計で186万8000円です。一方「しない人」は180万円の納税となります。
翌年(2017年)は、「した人」は前年のふるさと納税分68,000円のうち、2,000円を引いた66,000円は支払わななくてよくなります(控除)。従って納税は 173万4000円です。一方「しない人」は180万円の納税となります。

2016〜2017年の2年間で見てみますと、「した人」は合計360万2000円、「しない人」は360万円で、その差2,000円です。たった2,000円の差で、約34,000円分の返礼品がもらえるのです。

返礼品ランキング

 

返礼品の総合第1位は「肉」です。第2位が「米」、第3位が「魚介類」と続きます。
今回例えば返礼品を「肉」としてみましょう。

1つ目が、寄付金額20,000円の【指宿産黒豚セット [鹿児島県指宿市]】
内容量:鹿児島六白黒豚ロース肉国産ロース100g×5枚、しゃぶしゃぶ用3枚肉スライス1㎏
2つ目が、寄付金額10,000円の【無添加・無着色こだわり加工品セットA(ハム・ソーセージ等1200g) [北海道標津町]】
内容量:バジルウインナー(150g)・あらびきウインナー(150g)・行者ニンニク入りウインナー(150g)・ベーコンブロック(250g)・ロースハムブロック(300g)・骨付きフランク(100g×2本)

上記の寄付金額は30,000円で、これだけの返礼品がもらえます。
スーパー等で購入したら結構な額になりますね。これが2,000円で手に入ります。

どうですか?とっても得した気分になりますね。
ふるさと納税のポータルサイトをご覧いただくといろいろな返礼品がありますので、気に入ったものをゲットできますよ。

限度額はいくら?

 

年収ごとに控除額の上限がありますので、注意が必要です。また、家族構成や住宅控除・医療控除などを受けていますと、限度額に違いが出てきますので、若干少なめに見積もった方がいいと思います。

​簡単シミュレーションをご利用ください。
控除額簡単シミュレーション(さとふる)

 

確定申告はするの?

 

ふるさと納税の控除(支払った金額を2,000円にするため)を受けるためには、ふるさと納税を行った翌年の2月~3月に確定申告を行います。ちょっと面倒くさいと思われるかもしれませんが、そんなにたいへんではありません。総務省のふるさと納税サイトをご覧ください。

確定申告は面倒でよくわからないという方はをワンストップ特例制度を利用するといいです。こちらは申請の条件を満たしていれば、利用できる制度です。
寄付の回数分、必要な書類を用意して、寄付先の自治体へ翌年の1月10日(必着)までにご郵送する必要がありますので、気をつけてください。

ポータルサイトの利用

 

ふるさと納税する際、全国にごまんとある自治体から、どんな返礼品があるのか探すことになりますが、この作業はたいへんなものになります。そこで、各自治体がどんな返礼品を出しているのかをわかりやすく整理してあるサイトがポータルサイトです。
代表的なポータルサイトをご紹介します。

 

1位
ふるなび
ふるなび
2位
さとふる
さとふる
3位
ふるなびグルメポイント
ふるなびグルメポイント

© 2016 ふるさと納税 rss