地球から約4000万光年離れた銀河(NGC 1947)は、時間と共に衰退しています。
NGC 1947という銀河は、ほぼ200年前に発見され、渦巻腕を持たない珍しいレンズ状銀河です。
もともとレンズ状銀河は星の材料となるガスやチリが乏しい銀河で、このNGC 1947もその1つ。
その中心から周りにある特徴的な渦巻腕からほとんどすべてのガスと塵を失い、今では細く引き延ばされたいとのようなガスの雲が取り巻いています。
ここ状態では新たな星が誕生する可能性が低いため、衰退し続けるそうです。
何となく寂しく見える銀河ですね。