ケック天文台(ハワイ)の研究者らが天の川銀河の中心に見つかった超大質量のブラックホールをいて座Aと名付けました。
(資料:Event Horizon Telescope Collaboration et al)
これは太陽より約400万倍の重さです。
地球からの距離は約2万6千光年(1光年は光が1年間に進む距離で約9兆5000億km)に位置しています。
これまでこの巨大ブラックホールは休息の状態で、問題はなかったのですが、5月に状況が一変。
赤外線エネルギーにとても強く速い変化をし始めたそうです。
こうなりますと、天文学者らは物質の吸収する方法や構造を研究が必要になります。
しかし諸事情でなかなか研究が進みません。
そしていて座Aはケック天文台の望遠鏡から隠れてしまうため、観測できる時間があと数週間しかないということです。
もしこの機会を失うと天文学にとって大きな損失になりかねないんだそう。
がんばって欲しいですね。